森の小商い(こあきない)講座 里山の資源活用ワークショップ

里山でとれるものを使って、あなただけの「商品」づくりをしてみませんか?

この講座は、自然が好き、手づくりが好き、環境保護に関わってみたい、田舎でのスモールビジネスに関心がある・・・そんな方々が、身近な森でとれる木やツル、葉などを使ったものづくりと販売に挑戦するための講座です。

かつて燃料や肥料の供給源だった里山は、石油の登場によって利用されなくなり、荒れる一方です。
あなたの創った「森の小商い」が、身近な里山を再生させる一歩になるかもしれません。

みなさまのご参加をお待ちしております。

各回の内容

日時内容講師会場定員・参加費
全1~9回セット ¥22,000
第1回2026年9月12日(土)森の可能性を知ろう:里山林業のススメ

森で採取できる枝物や特用林産物の活用方法を具体的に学び、自分にできる「里山林業」を見つけます。(終日:座学と山歩き)
津布久(つぶく)隆さん(栃木県県北環境森林事務所、書籍『ナタ1本ではじめる里山林業』著者)1レプリカをつくる博物館(和歌山県海草郡紀美野町神野市場78)定員10名
参加費¥3,000

*終日参加のみ受付
第2回2026年9月19日(土)森のもので小商い:世界に一つのハーブボールづくり

里山の自然の中で生きた薬草木の香りは、私たちの心と身体を養います。里山の植物の生命力×人の手しごとで生まれるハーブボールの可能性を学びます。
午後はハーブボールづくりの実習をし、里山の植物の恵を私たちの暮らしに活かす豊かさを味わいましょう。
塚田さとみさん(ハーブ教室Herbal Life meguri2レプリカをつくる博物館(和歌山県海草郡紀美野町神野市場78)終日参加:
定員10名
参加費¥3,000

午前の講義のみ参加:定員10名
参加費¥1,000
第3回2026年10月10日(土)木をつかって小商い:カンタン木工入門

木工工房を主宰する講師の経験に学びます。木の種類による違いも感じてみましょう。午後の実技では、小さなイスを制作します。
奥田和重さん(木工なごみ庵 和)3レプリカをつくる博物館(和歌山県海草郡紀美野町神野市場78)終日参加:
定員10名
参加費¥3,000

午前の講義のみ参加:定員10名
参加費¥1,000
第4回2026年10月24日(土)木をつかって小商い:レーザー彫刻機の活用

ファブラボ(市民工房)でのものづくりや運営について学びます。午後の実技では、レーザー彫刻機活用の基本を学びます。
松本薫さん(Fablab北加賀屋4レプリカをつくる博物館(和歌山県海草郡紀美野町神野市場78)終日参加:
定員10名
参加費¥3,000

午前の講義のみ参加:定員10名
参加費¥1,000
第5回2026年10月31日(土)森の困りもので小商い:ツルでかごを編む

ツルで編んだかごやリースを制作・販売する講師の経験に学びます。午後の実技では、ツルを採取し、かごを編んでみます。
村田郁代さん(FlowerFairy5レプリカをつくる博物館(和歌山県海草郡紀美野町神野市場78)終日参加:
定員8名
参加費¥3,000

午前の講義のみ参加:定員10名
参加費¥1,000
第6回2026年11月14日(土)木をつかって小商い:グリーンウッドワークをやってみよう

グリーンウッドワークラボでの講師の経験に学びます。午後の実技では、スプーンを制作します。
山路今日子さん(グリーンウッドワーク・ラボ6レプリカをつくる博物館(和歌山県海草郡紀美野町神野市場78)終日参加:
定員10名
参加費¥3,000

午前の講義のみ参加:定員10名
参加費¥1,000
第7回2026年12月12日(土)地元の素材を知ろう:シュロを知る、触れる

伝統技法による手仕事の棕櫚箒(シュロほうき)職人である講師から、地域の特産物であった棕櫚について学びます。午後の実技では、棕櫚を使った小物を制作します。
西尾香織さん(棕櫚箒製作舎7棕櫚箒の歴史資料展示室(和歌山県海草郡紀美野町鎌滝107 旧上神野小学校)終日参加:
定員10名
参加費¥3,000

午前の講義のみ参加:定員10名
参加費¥1,000
第8回2026年12月19日(土)わたしらしさ・紀美野らしさって何だろう:商品の軸を考えるヒントを学ぶ

「何を作るか」だけでなく、「どう伝えるか」を考えます。地域の魅力を見つけ、自分らしいブランドやストーリーづくりにつなげます。
井上綾乃さん(編集者、書籍『農業とデザイン 食と地域を未来へつなぐブランディングのアイデア』編集)8レプリカをつくる博物館(和歌山県海草郡紀美野町神野市場78)定員10名
参加費¥3,000

*終日参加のみ受付
第9回2027年1月16日(土)ナリワイづくりを考える:小商いのはじめかた

生活と仕事と遊びを一体化させた複数の仕事で生計をたてる「ナリワイをつくる」という考え方。講師の実践をもとに理論と実践を学び、ナリワイを考案するトレーニングを行います。
伊藤洋志さん(ナリワイ代表、書籍『ナリワイをつくる』著、『小商いのはじめかた』監修など)9レプリカをつくる博物館(和歌山県海草郡紀美野町神野市場78)定員10名
参加費¥3,000

*終日参加のみ受付

制作・販売のサポート

・講座開催中、月に数回、会場敷地内の小さな小屋を制作場所として使って頂くことができます。他の参加者と講座での学びをふりかえりながら、自分の商品づくりをしてみましょう。

・全講座終了後、参加者有志と主催団体が合同で、関西地域で開催されるマルシェへの出店をします。お客様の声をじかに聞く、テストマーケティングの機会として活用してください。

対象者

里山の資源を原材料として商品を開発してみたい方、各回のテーマに関心のある方

参加申し込み

リンク先のチケットサイトPeatixからお申し込みください。
申し込み締切=各回の2週間前(定員に達した場合は、その時点で締め切ります)

情報保障

資料の形式や座席の配慮など、主催者・講師が知っておくべき事項があれば、お手数ですが参加申し込み時にお知らせください。

写真・動画について

講座中、記録や報告のために写真や動画の撮影を予定しています。あらかじめご了承ください。ご要望(撮影不可、公開する際は個人が特定されないような加工希望など)があれば、参加申し込み時にお知らせください。

主催等

主催:NPO法人ヤマックル・アグロフォレストリー
助成:COSMOエコ基金

協力:アンフィ合同会社&レプリカをつくる博物館
後援:紀美野町

講師プロフィール

  1. 津布久(つぶく)隆さん
    (栃木県県北環境森林事務所、書籍『ナタ1本ではじめる里山林業』著者)

    1960年栃木県佐野市生まれ。宇都宮大学農学部林学科卒業後、84年栃木県庁に入庁。環境森林部林業木材産業課長、参事兼県北環境森林事務所長等を経て、2026年に定年退職。現在、県北環境森林事務所森づくり推進員。約10haの里山林で「里山林業」を実践中。
    平成19年度林業普及指導員全国シンポジウム最優秀賞。平成24~29年 林野庁森林技術総合研修所 森林施業技術」「生物多様性保全」等講師。令和2~5年度 全国市町村国際文化研修所 政策・実務研修「市町村の森林施策」研修講師。令和5~7年度 林野庁 森林病害虫等被害対策技術調査事業(ナラ枯れ被害対策実態調査)委員。
    主な著者:『補助事業を活用した里山の広葉樹林管理マニュアル』全国林業改良普及協会2008年、『木材とお宝植物で収入を上げる 高齢里山林の林業経営術』全国林業改良普及協会 2017年、『ナタ1本ではじめる「里山林業」』農山漁村文化協会 2024年 ↩︎
  2. 塚田さとみさん
    ハーブ教室Herbal Life meguri

    〜生きたハーブが語りかける生命の言語に導かれて〜
    和歌山の海と太陽の街でハーブを自然栽培し、ハーブの恵みを暮らしに活かす教室開催している。個人邸、施設のハーブガーデンや畑づくりまで手がける。パティシエ、料理研究家、カフェ等とコラボし、ハーブの有用性を広めるイベントを主催。和歌山ハーブ園での毎月のハーブレッスンの実施。地域の小学校で講師として、草花教室やハーブを育てて活かす学習に携わる。和歌山県、北海道、奈良県、兵庫県など、日本各地を訪ね薬草木を採取し、ハーブボールづくりをし、ハーブボールイベントを開催している。奈良県曽爾村でのハーブと自然を通じたリトリートを企画、開催。タイ伝統医学の1つであるハーブボールを、本場Thailandを訪れ、タイハーブの収穫、乾燥、加工、ハーブボールの施術、精神性を学び、ハーブボールサロンを開く。
    法人店舗様向けハーブ事業コンサル/JAMHA認定ハーバルセラピスト・メディカルハーブコーディネータ ↩︎
  3. 奥田和重さん
    (木工なごみ庵 和)
    家具製造会社で2年間勤めた後、大阪の職業訓練校木工の指導員として35年間勤務(うち6年間は障害者の訓練を経験)。58才で早期退職し、大阪府泉南市から2021年紀美野町に移住。家具作りをしています。 ↩︎
  4. 松本薫さん
    Fablab北加賀屋

    美術大学卒業後、木工家具製作、プロダクトデザイン、Web制作など、デジタルとアナログの領域を横断したものづくりに携わる。2013年に関西初のファブラボとして設立されたファブラボ北加賀屋の共同設立メンバー。
    ファブラボ北加賀屋では、レーザーカッターや3Dプリンター、CNCルーター、刺繍ミシンなどのデジタル工作機器を活用したワークショップや制作支援を行っています。週末のラボオープンでは、子どもから大人まで幅広い世代が集い、学び合える場づくりに取り組んでいます。参加者のアイデアを形にする手助けを通じて、ものづくりの楽しさや可能性を伝える活動を続けています。 ↩︎
  5. 村田郁代さん
    FlowerFairy
    山に入り蔓を採取するところから始まり、1つ1つ手で編んでおります。
    自然の蔓の面白い所は、同じ物が作れない事です。なので世界に1つだけの籠が出来るんですよ!色んな形や大きさがあり歪んでいても、それが個性となります。
    初めての方でも自然の蔓で籠編み作ってみませんか?
    自分だけの宝物に出会えるかもしれませんよ!
    蔓カゴ編みとお花のアレンジメントのマルシェとワークショップ等で活躍させていただいております。 ↩︎
  6. 山路今日子さん
    グリーンウッドワーク・ラボ

    岐阜県美濃加茂市在住。2017年に岐阜県立森林文化アカデミーへ入学し、木工を専攻。グリーンウッドワークを学ぶ。卒業後は森林組合に勤務し、里山林整備の業務に携わりながら、地域の森林資源を活かしたイベントの企画・運営にも取り組む。2023年より一般社団法人グリーンウッドワーク・ラボのメンバーとして活動し、グリーンウッドワーク指導者養成講座の企画運営をはじめ、子どもから大人まで幅広い世代に向けた講座やワークショップの講師を務めている。 ↩︎
  7. 西尾香織さん
    棕櫚箒製作舎

    和歌山県知事指定伝統工芸品「棕櫚箒」製造技術を継承、棕櫚箒職人歴20年。2025年度日本民藝館展・奨励賞受賞。師匠は県の名匠・桑添勇雄氏。修行期間5年間に大小合わせて1万本以上の棕櫚箒製作を経験。2012年から紀美野町の山間地で受注製作の棕櫚箒店「棕櫚箒製作舎」をはじめ、日々棕櫚箒を作りながら夫と犬と農的な暮らしをしています。棕櫚箒以外の棕櫚小物は地元の元職人さん達に教わりました。
    地域の人から「棕櫚を使って何か作ってみたい」とリクエストがあった事と棕櫚箒の事をもっと知ってもらいたいという思いから、2025年に旧上神野小学校に棕櫚箒の資料室「棕櫚箒の歴史資料展示室」と、棕櫚を使った工芸体験ができる「しゅろの手しごと体験教室」を開設、親子や小学生以上を対象にシュロたわしや棕櫚の鍋敷き・棕櫚葉細工など棕櫚小物作りのワークショップを開催しています。
    ↩︎
  8. 井上綾乃さん
    (編集者、書籍『農業とデザイン 食と地域を未来へつなぐブランディングのアイデア』編集)

    制作会社や編集プロダクションでの勤務を経てフリーランスとして独立。神奈川県鎌倉市出身。現在は山梨県甲州市を拠点に、実用書を中心とした編集・制作業務全般を手がける。愛犬との暮らしをきっかけに山梨へ移住し、地域で暮らしながら編集の仕事を続けている。

    著書『農業とデザイン』では、「らしさを伝え、ファンを育てる」をテーマに、地域や事業の魅力を伝える考え方を紹介しています。
    講座では、本づくりを通して培ってきた「人や地域の魅力を見つけ、言葉にする視点」をもとに、紀美野町という土地と参加者一人ひとりの「らしさ」を見つめ直し、それぞれが自分らしい仕事や活動の形を考える時間にしたいと考えています。
    また、鎌倉で育ち、地域に根付く文化や暮らしに親しむ一方、東京で暮らしながら、移住者による新しい店やローカルとの協働による活動が地域にもたらす変化を客観的に見てきました。そして現在は、自らも山梨へ移住した立場となりました。
    地域の魅力や可能性について、参加者の皆さんと率直に意見を交わしながら、一緒に考えられることを楽しみにしています。 ↩︎
  9. 伊藤洋志さん(ナリワイ代表、書籍『ナリワイをつくる』著、『小商いのはじめかた』監修など)
    香川県出身。京都大学農学部修士課程修了。仕事の民主化をテーマに誰もが自前の仕事にアクセスできるような複数の生業を持つ自営業の実践と研究に取り組む。小さい元手で始められて技が身に付き心身が鍛えられる仕事をナリワイと定義し、シェアアトリエや空き家の改修運営や「モンゴル武者修行」、「遊撃農家」などのナリワイを開発し自ら実践するほか「全国床張り協会」といったギルド的団体の運営を行う。ナリワイのためのツール開発にも取り組み野良着メーカーSAGYOのディレクターを担当する。
    最近の関心事は海外と連携し生活文化を探求する活動。山岳民族のアカ族に技を習って竹で家を建てる研究をタイ北部と日本山間部で行なっている。
    著作『ナリワイをつくる』(東京書籍)は 韓国でも翻訳出版され筑摩書房で文庫化された。ほか『小商いのはじめかた』『フルサトをつくる』(ともに東京書籍)。 ↩︎